2016年06月10日
神道研究⑤
Q.5 天照大神や八幡大神は、本地垂迹説では何と説明されたか?
A.5
天照大神の本来の姿は「大日如来」
八幡大神の本来の姿は「観世音菩薩」
と、説明された。仏の方が神より格上という思想であった。これは、明治時代まで続く。
A.5
天照大神の本来の姿は「大日如来」
八幡大神の本来の姿は「観世音菩薩」
と、説明された。仏の方が神より格上という思想であった。これは、明治時代まで続く。
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2016年06月10日
神道研究④
A.4 本地垂迹説(ほんじすいじゃくせつ)とは?
仏教伝来して間もないころは、『神道の神が仏法を喜んでいた』という関係から、そのうち関係が逆転してとうとう『神道の神が、仏から菩薩号を受ける』という事態になった。また神の名に『権現』号をつけるようにもなった。
これが、平安時代中期に「本地垂迹説」として、確立する。
Q.4 すなわち、日本の神々というのは元をただせば、仏が人々を救う為に現れた仮の姿であったという思想のことである。
仏教伝来して間もないころは、『神道の神が仏法を喜んでいた』という関係から、そのうち関係が逆転してとうとう『神道の神が、仏から菩薩号を受ける』という事態になった。また神の名に『権現』号をつけるようにもなった。
これが、平安時代中期に「本地垂迹説」として、確立する。
Q.4 すなわち、日本の神々というのは元をただせば、仏が人々を救う為に現れた仮の姿であったという思想のことである。
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2016年06月10日
神道研究③
Q.3 神道は古来からの日本の宗教だった。だが、最初から【神道】という言葉が使われていたわけではなく、「日本書紀」からである。何故か?
A.3 仏教が伝来してきたからである。
最初は対立していた、仏教と神道だが、次第に混じりあってくる。これを神仏混淆という。
神宮寺といい、神社の境内に奈良時代末から、たくさん建てられていった。
しかし、平安時代になるとその姿が変容していく。
A.3 仏教が伝来してきたからである。
最初は対立していた、仏教と神道だが、次第に混じりあってくる。これを神仏混淆という。
神宮寺といい、神社の境内に奈良時代末から、たくさん建てられていった。
しかし、平安時代になるとその姿が変容していく。
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2016年06月10日
神道研究②
Q.2 神道は宗教か?
A.2 一般的な宗教の概念や、西洋の宗教の定義にも当てはまらない。神道には教義、教典、教祖がなく布教もしないからである。
しかし、神道においてはその「信仰」自体が神道を作ってきた…。例えば、祓い‥祀り(祭)‥豊作への感謝‥といった、日本人が普通にやっていることが、神道の信仰の主体となっているからである。
A.2 一般的な宗教の概念や、西洋の宗教の定義にも当てはまらない。神道には教義、教典、教祖がなく布教もしないからである。
しかし、神道においてはその「信仰」自体が神道を作ってきた…。例えば、祓い‥祀り(祭)‥豊作への感謝‥といった、日本人が普通にやっていることが、神道の信仰の主体となっているからである。
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2016年06月10日
神道研究①
Q.1 神道とは何か?神道に教義は存在するか?
A.1 神道には教義は存在しない。神道とは古代に人々の生活と共に発生した信仰が発展したものであり、いまだに教義や教典はない(過去に存在したものが隠され、まだ発見されていない訳でなく、最初から存在しない)
A.1 神道には教義は存在しない。神道とは古代に人々の生活と共に発生した信仰が発展したものであり、いまだに教義や教典はない(過去に存在したものが隠され、まだ発見されていない訳でなく、最初から存在しない)