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2016年07月25日

ナイトが感じた「禁煙」することについて①




今入院している病院に、ヘビースモーカーというNさん(仮)も入院していらっしゃる。








勿論、病院は禁煙。Nさんは最初禁断症状に悩まされたが、現在はまあまあイライラもなく、過ごせているそうだ。








そんなNさんの話しをききながら、禁煙するメリットについて考えてみたい。








今どきはどこでも、禁煙化されている。飛行機然り、電車然り、バス然り。公共交通機関や駅などでなくても、禁煙化は進んでいる。








なぜなら…



健康増進法(受動喫煙の防止を謳う) 
14年7月26日法案が参議院にて可決成立 
15年5月より施行予定

第一章 総則 
(目的) 
第一条 この法律は、我が国における急速な高齢化の進展及び疾病構造の変化に伴い、国民の健康の増進の重要性が著しく増大していることにかんがみ、国民の健康の増進の総合的な推進に関し基本的な事項を定めるとともに、国民の栄養の改善その他の国民の健康の増進を図るための措置を講じ、もって国民保健の 向上を図ることを目的とする。 
(国民の責務) 
第二条 国民は、健康な生活習慣の重要性に対する関心と理解を深め、生涯にわたって、自らの健康状態を自覚するとともに、健康の増進に努めなければならない。 



第二章 基本方針等 
(基本方針) 
2 基本方針は、次に掲げる事項について定めるものとする。 
六として 食生活、運動、休養、飲酒、喫煙、歯の健康の保持その他の生活習慣に関する正しい知識の普及に関する事項 
第五章                   
第二節 受動喫煙の防止 
 第二十五条 学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、官公庁施設、飲食店その他の多数の者が利用する施設を管理する者は、これらを利用する者について、受動喫煙(室内又はこれに準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わされることをいう。)を防止するために必要な措置を 講ずるように努めなければならない。




という法律が施行されたからだ。つまり国民の健康の為に、公共の場は基本的に喫煙できないということである。









こんな法律が出来ても、煙草は止められないし止める気にもならないという方もおられるだろう。そんな方には、受動喫煙のことを知っていただきたい。







*受動喫煙とは?…オムロンヘルスケアより抜粋


「神奈川県や兵庫県で「受動喫煙防止条例」が施行されたのをきっかけに、日本各地で受動喫煙対策への関心が高まっています(※1)。
受動喫煙というのは、自分の意志にかかわらず、他人が喫うタバコの煙を吸わされてしまうこと。




タバコというと、刺激臭を嫌う人が多いのですが、臭いよりも健康への影響が大きいのは、煙に含まれるさまざまな有害物質です。じつはタバコの煙には、200種類もの有害物質(うち約70種類は発がん性物質)が含まれています。




とくにタバコで問題になるのは、喫煙者が吸い込む主流煙よりも、タバコの先から立ちのぼり、ほかの人も吸い込む副流煙です。というのも副流煙には、主流煙よりもずっと多くの有害物質が含まれているからです(※2)。




たとえば、タバコの3大有害物質を比較すると、主流煙を1とした場合、副流煙にはニコチンが2.8倍、タールが3.4倍、一酸化炭素が4.7倍も多くみられます(厚生労働省『喫煙と健康』第2版)。





ニコチンは神経毒性をもつ物質で、末梢血管を収縮させ、血圧を上昇させる作用があります。
また、依存性があるため、タバコを喫わないとイライラし、なかなかタバコをやめられない原因にもなります。





タールは、タバコの成分が熱で分解されてできる粘着性の物質で、ベンゼンなど多くの発がん性物質が含まれています。





そして一酸化炭素は、タバコが不完全燃焼するときに発生する物質で、血液中では酸素よりも先にヘモグロビンと結合します。






そのためからだが酸素不足状態になり、活動量が低下し、疲れやすくなります。また、血液中のコレステロールを酸化させ、動脈硬化を促進する作用もあります。






このように副流煙は、さまざまな作用をもつ有害物質を多く含むため、その影響は肺がんだけでなく、喘息などの呼吸器障害、心筋梗塞などにまで及ぶことが分かってきています。」








という様に副流煙により、周りの煙草を吸わない人にまで健康被害を及ぼす訳である。









ニコチンは、依存度が高い。ヘロイン、コカイン、アルコール、大麻より遙かに依存度が高いとされる。




話をヘビースモーカーNさんの体験に戻そう。Nさんは、そんな依存度の高いタバコが吸えなくなった時(入院により)、凄く不安を感じたそうだ。最初は「抜け出してでも、吸いたい」「夜眠れない」「イライラする」といった離脱症状がでたらしい。








Nさんは、そんな離脱症状が出ることに怯えていたという。離脱症状というより、禁断症状に近いかも。









続けてNさん。「最近はどこでも禁煙、禁煙で喫煙出来る場所をさがすのが大変と思うときがある。だけど、やめられないんだな。多分退院したら、すぐに吸っちゃうよ。」「本当はこのまま止められたら、いいんだけどなあ。」



②へ続く  
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Posted by blacknight at 23:48Comments(0)ナイト